アルミニウム合金 標準成分/物理特性

アルミニウム合金 標準成分
共通のマーク ADC 1 ADC 3 ADC 5 ADC 6 ADC 10 ADC 10 Z ADC 12 ADC 12 Z ADC 14
銅 (Cu) 1.0 以下 0.6 以下 0.2 以下 0.1 以下 2.0-4.0 2.0-4.0 1.5-3.5 1.5-3.5 4.0-5.0
ケイ素 (Si) 11.0-13.0 9.0-10.0 0.3 以下 1.0 以下 7.5-9.5 7.5-9.5 9.6-12.0 9.6-12.0 16.0-18.0
マグネシウム (Mg) 0.3 以下 0.4-0.8 4.0-8.5 2.5-4.0 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.45-0.65
亜鉛 (Zn) 0.5 以下 0.5 以下 0.1 以下 0.4 以下 1.0 以下 3.0 以下 1.0 以下 3.0 以下 1.5 以下
鉄 (Fe) 1.3 以下 1.3 以下 1.8 以下 0.8 以下 1.3 以下 1.3 以下 1.3 以下 1.3 以下 1.3 以下
マンガン (Mn) 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.4-0.6 0.5 以下 0.5 以下 0.5 以下 0.5 以下 0.5 以下
ニッケル (Ni) 0.5 以下 0.5 以下 0.1 以下 0.1 以下 0.5 以下 0.5 以下 0.5 以下 0.5 以下 0.3 以下
すず (Sn) 0.1 以下 0.1 以下 0.1 以下 0.1 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下 0.3 以下
アルミニウム (Al) 残り 残り 残り 残り 残り 残り 残り 残り 残り

アルミニウム合金 物理特性
共通のマーク ADC 1 ADC 10 ADC 12 ADC 3 ADC 5 ADC 14
 比重 2.55 2.71 2.7 2.63 2.57 2.75
融点 (K) 858 883 835 873 913 923
電気伝導率 (%IACS) 31 23 23 29 24  
比熱 (J/kg.k) 0.96 0.96 0.96 0.96 0.96  
熱膨張係数 21X10 22X10 22X10 22X10 25X10 19.2X10
(180-300℃)K

アルミニウム合金精密鋳造の利点
  • 材質の使用範囲が広く、仕様表の材質のほぼすべてを鋳造することができる
  • 5回6回7回の材質脱ロウ鋳造を経た後の鋳物は陽極酸化及び陰極処理をすることができる
  • 機械的性質は圧力鋳造、重力鋳造に優れている
  • 少量多種生産に適する
アルミニウム合金圧力鋳造の利点
  • 製品は高いサイズ精度を得ることができる
  • 金型の寿命は20万回以上に達することができる
  • 後加工システムの比率を低減することができる
  • 大量生産に適する